ある見本市の会場で偶然「苔ぼっくり」を見つけました。苔玉に見えないので話を聞いてみると松ぼっくりにミズゴケを張り苔を張り付けた「苔ぼっくり」だといわれました。「これには商標・特許はあるんですか?」と尋ねると、「特許はないので誰でもつくって楽しんでください。」帰ってから私も作ってみることにしました。するとこれが結構面白くて簡単にできる。苔玉のように手が汚れない。最初に作った「苔ぼっくり1号・2号」はミズゴケを巻すぎたのか苔玉にしか見えません。「苔ぼっくり3号」は苔ぼっくりらしくなったがまだまだ。「苔ぼっくり4号」が「苔ぼっくり」らしい。苔ぼっくりに張った苔は会社敷地内にあった苔を利用しました。
●苔ぼっくり1号 11月25日作成
●苔ぼっくり2号 10月25日作成
●苔ぼっくり3号 10月26日作成
●苔ぼっくり4号 10月27日作成
●苔ぼっくりのカンタン管理方法
乾燥すると成長が止まり、休眠する。水やりを忘れると枯れることもありそう。今は東名蛯名サービスエリアで買ったメロンパンの容器に入れている。これが実にいい苔ぼっくりにぴったりの容器だ。この容器に入れておけば乾燥しないで1カ月以上何もしないで育つ。
世話をしなくていい。大きくならない。忙しい現代人にぴったりのガーデニング。よく見るときれいな緑で癒されます。
松ぼっくり・苔・一度水につけ水を絞ったミズゴケ、ピンセットを用意します。
松ぼっくりの隙間に湿ったミズゴケをピンセットで詰めていきます。
松ぼっくりの傘が半分くらい見えるようにミズゴケを詰めます。
ミズゴケを詰めたらピンセットで苔を張っていきます。
苔を張り、形を整えたら苔ぼっくりの完成です。苔ぼっくりに小さな植物を植えても面白いです。
一週間は紙コップ、プラのコップに赤玉、鹿沼土を入れ管理するとうまく育ちます。その後は表面が乾いたら水を霧吹きします。1カ月か2カ月に一度2000倍に希釈した液肥を散布します。液肥については試験中です。苔ぼっくりの頭にほかの植物を植えて楽しむこともできます。いろいろアレンジして楽しんでください。楽しい「苔ぼっくり」ができたら、画像を送ってください。