玉ねぎ栽培で当社にお問合せの多い質問
①早生はうまくできるのに晩生がうまく育たない・腐ってしまう。
べと病の発生は初春~秋で、特に初夏以降の気温が20℃~24℃くらいの時期に多発します。早生はベト病が発生する前に収穫し、晩生はベト病が発生する時期と生育時期が重なるためするべと病が多くなります。
晩生はマルチ栽培をしないと発生を減らすことができます。雑草対策や他の病気については問題がありますが晩生苗についてはマルチなしがお勧めです。
※ベト病とは
病原菌は糸状菌(カビ)の一種。菌糸の形で株について越冬し、気温の上昇とともに 胞子を分散して伝染源となります。発生しやすい条件は、気温20℃〜24℃で多湿条件、肥料切れや草勢が弱ったとき、密植などが挙げられます。年々ベト病の発生件数が増加しています。
※ベト病の薬剤は「GFワイドヒッター顆粒水和剤」がおすすめです。
予防と治療ができるようです。
②一発肥料を使っています。うまく育たない。
一発肥料とは玉ねぎだと約120日間くらい効く肥料です。しかし、根が伸びた場所に肥料がなければどんな植物も大きく育ちません。土に均一に肥料をまくのはプロでも大変です。一発肥料も生育の悪いものには大和の『玉ねぎネギニンニクの肥料』を追肥しましょう。
③大和の「玉ねぎネギニンニクの肥料」を使ってい
ます。マルチ栽培の追肥を教えてください。
マルチ栽培の追肥は植え穴に一つまみ~二つまみを追肥します。
追肥時期は12月と2月に追肥をします。3月上旬になっても大きくならないものに一つまみだけ追肥をします。(一つまみは約1gです)
④玉ねぎが腐る(虫がいる)
有機質肥料を施肥すると玉ねぎバエが寄ってきて卵を産み付けます。孵化した幼虫は堆肥・有機肥料などの有機質を食べてしまうと次は玉ねぎに入り玉ねぎを食べて腐らせてしまいます。弊社のような有機質を一切含まない肥料がおすすめです。有機肥料を使用するときは玉ねぎバエに注意しましょう。