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トマト、ナス、ピーマン、キュウリ梅雨時期に注意するところ!

①敷き藁

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 トマト、ナス、ピーマン、キュウリなどは、そろそろ実が成り始めて、収穫が楽しみな頃となります。梅雨時期に注意する点は、雨の跳ね返しと樹勢低下等による病気や害虫の発生です。雨の跳ね返しには敷き藁が一番効果的です。株元に「敷き藁」をすることで、泥はねで葉の裏側が汚れるのを防ぐことができます。病気などの予防に効果があります。夏の乾燥、暑さ対策にも効果的です。

 

 


② 病気や害虫は早めに見つけることが大切です。 

 

 

 

病気がでたら、病気の葉を取り除きます。害虫は見つけしだい捕殺してください。梅雨時期に発生しやすいのは、キュウリのベト病です。敷きワラをして葉の裏が汚れるのを未然に防ぎましょう。ジマンダイセンなどを葉の裏にもよくかかるように予防散布してください。害虫はアブラムシがよく発生します。アブラムシは葉の裏や、新しい葉につきますので、気をつけて早めに防除してください。その他の栽培管理

 

 

●わき芽をとってますか? 

 

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トマトのわき芽はすべて手でかき取り一本仕立て、ナスとピーマンは一番花の下のわき芽から上のわき芽を残し、それより下のわき芽はすべてかきとり3本仕立てにします。

 

 

 

その他の栽培管理

 

 

●キュウリは支柱の高さまで伸びたら親づるを摘心します。

 

 

 

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●追肥ですが、梅雨時期の追肥は葉が茂り、茎が徒長し病気などが出やすく、天気を見ながら施肥量を少なめに調整します。

 

 

 

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●梅雨が明ける頃には、収穫時期を迎えます。キュウリ、ナス、ピーマンは未熟果くらいで早めに収穫した方が、樹が弱らず収穫期間が伸ばせます。トマトは真っ赤に完熟してから収穫しましょう。

 

トマトは

●注意、「トマトは土を乾かしぎみに栽培するとおいしくなるんですよね!」とよく言われます。これは間違いではありませんが間違いです。ハウスの中なら別ですが雨の多い日本の路地栽培で一定の湿度、少ない土壌水分を保って栽培することは不可能です。ですから、土が乾いたらたっぷり水やりしておいしいトマトを栽培してください。これが失敗しないコツです。

 

 

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梅雨時期だけの問題ではありませんがトマトは尻ぐされが発生しやすい野菜です。尻ぐされが発生する前に、「尻ぐされ・芯ぐされが気になる野菜に」」を土にまいて予防しましょう。植物は根の先端で水や空気・栄養を吸収します。野菜の成長に合わせて施肥する場所が変えてください。1か月後は茎から15離して施肥します。2か月後には茎から約20離して施肥します。プランターの場合は2か月過ぎたらプランターの淵に沿って施肥してください。追肥もこのようにすると効果的にできます。

 

 

トマト、ナス、ピーマン、キュウリ夏場注意するところ!

① 暑さ対策、蒸れ対策、乾燥対策で「敷き藁」が一番効果的で便利です。わらは腐れば土壌改良効果もあり取り除く必要はありません。

② 水やり、プランー栽培では朝と晩、路地栽培では晴れの日が続けば水やりをします。

③ 収穫は樹も弱っていますので早めに収穫し樹の負担を少なくします。

④ ナスは実の付が悪くなったら切り戻し、追肥をし秋ナスの準備をしましょう。樹にも負担がなく、管理が簡単になります。

⑤ 生育期間中であれば必ず追肥をしてください。肥料不足になると、皮が固くなり実付も悪くなりますから注意しましょう。

梅雨時の草花の管理

野菜と同じように肥料を与えすぎると間延びして格好が悪くなったり、花が小さくなります。こんな時は当社「リンカリ肥料プラス」がおすすめです。間延び抑え、花を大きくします。ぜひ使ってみてください。

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