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【カンタン】土づくり

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土づくり

根がよく伸び、水分や肥料・空気を十分に保持できる土壌にすることが土づくりの基本です。

土を耕せばできます。しかし、耕しただけでは雨が降ると元に戻ってしまします。堆肥や『有機100古い土の再生材』を土に混ぜてあげると長期間この状態を保つことができます。

まず初めに

① 石灰を施し、酸度を調整します。(苗の植え付け2〜4週間前)

雨の多い日本では土壌は酸性に傾くので土壌に石灰を入れ酸度を調整します。一般的に野菜は弱酸性を好みます。PHは5.5〜6.5くらいになります。ホウレンソウなどは弱アルカリを好むので多めに施肥します。


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石灰をまき→荒く耕す
苦土石灰は1㎡当たり約100〜150gが目安で荒起こしをします。土壌が酸性に傾いているからといって1㎡当たり250g以上を入れると逆効果となる場合がありますから注意しましょう。
石灰質資材には有機石灰、苦土石灰、消石灰などがあります。
●有機石灰は多くの微量要素を含んでいます。酸度補正の効果はゆっくりで効果が出るのに時間がかかります。ですから、種まきや苗を植えることができます。アルカリ度は33%くらい
●苦土石灰はマグネシウムを含んだ石灰ですぐに効果が出ます。アルカリ度は53%くらい
●消石灰はアルカリ度は80%くらいですぐに効果がでます。
初心者には苦土石灰がおすすめです。本格的な栽培をしてみたい方は春は苦土石灰、秋は有機石灰と分けて使うか、有機石灰・苦土石灰を半分ずつ使うのもおすすめです。酸度補正は植え付けの約2週間〜1ヶ月前までには完了しておきます。



② 有機質を入れ土をよく掘り起こしてフカフカの状態にします。(苗の植え付け1〜2週間前)


有機質.jpg耕す2.jpg

土を耕すと、土に空気や水分の入るすき間ができ、根の張りがよくなります。土を耕す深さは約20〜25㎝です。
耕すときに堆肥や腐葉土を一緒に土にすきこむとこのすき間が長持ちします。堆肥・腐葉土の施肥量は1㎡当たり2.5〜3㎏くらいを目安にします。

※堆肥は完熟していないと野菜の根を傷めてしまいますので完熟たい肥を使いましょう。植えつけの1週間〜2週間前に土づくりはしておきます。

たい肥や腐葉土の代わりに『有機100古い土の再生材』を使うともっとふかふかの土を作ります。
※トマト・ナスなどのナス科の野菜、白菜・キャベツなどのアブラナ科の野菜などは同じ場所で栽培を続けると生育が悪くなる連作障害が発生しやすいので弊社の「連作の障害が気になる土に」で連作を軽減しましょう。


●野菜の好むPH

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