●花壇を使ってジャガイモ栽培!
植え付け時期 ジャガイモは梅雨前に収穫するように植えつけることが大切です。 例えば6月15日頃に収穫予定日として植えつけるときは100日前の3月7日が植え付け日となります。 春植ジャガイモの栽培期間は100日とおぼえると便利です。
○関東以西
●春植え1月中旬~2月中旬 収穫 梅雨前までに
●秋植え8月下旬~9月下旬 収穫 茎が枯れたら
○東北 3月中旬~4月中旬 収穫7月中旬~8月中旬
○北海道4月下旬~5月中旬 収穫8月下旬~9月下旬
●最初に花壇の土壌を改良します。
堆肥1㎡あたり約2.5kg、有機石灰1㎡あたり約100gを土に入れます。
前作で石灰を入れ酸度補正したので今回は石灰を使わないで、代わりに「尻ぐされ・芯ぐされが気になる野菜に」を使ってカルシウム補給をします。
たい肥の代わりに「有機100 古い土の再生材」代用します。
「連作の障害が気になる土に」「尻ぐされ・芯ぐされが気になる野菜に」を適量、土にふりまき、連作障害の予防。
ジャガイモは酸性を好みます。石灰を入れすぎるとソウカ病の原因となります。
●土全体になじむように耕します。
できれば深さは約25〜30㎝を目安に耕す。
●畝を立て溝を掘ります。
畝の高さは水はけの良い場所では低く、水はけの悪い場所では高くします。
畝は普通は15〜20㎝に立てます。
溝は深さ約20幅約25くらいで作ります。
●いも専用肥料を溝に適量を入れ約5覆土します。
元肥は1株あたり80gです。
※秋植えのジャガイモは切らないでそのまま植え付けます。種イモが小さいことと、秋は雨が多く種イモが腐りやすいので切り分けません。●春植は種ジャガイモを切り分け、「切り口・傷の保護材」を切り口につけ植え付けます。
切り分けたジャガイモは芽が残るようにします。
切り口を切り口・傷の保護材で保護します。
秋植えの場合は種ジャガは切らずに植えつけます。
種ジャガに大きな傷がある時は「切り口・傷の保護材」を振りかけて腐りを予防します。
●覆土した土の上に種ジャガを置いていきます。
必ず切り口を下に植え付けてください。株間の目安はは30~40㎝です。
●種ジャガイモに5~6㎝ほど土をかぶせます。これでジャガイモの植え付けは完了です。
●覆土の量が多かったのか芽の出るのが遅く心配でした。
もう少し茎が伸びてきたら、元気な茎を2本から3本残しカキ取ります。
「いも専用肥料」40gを追肥します。
その後、必ず土寄せをします。追肥しても葉の色が薄い緑の時は硫安を一株当たり一つまみ追肥します。
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●花が咲き始めたのでもうすぐ収穫時期になります。
●梅雨前に収穫してください。梅雨に入ってから収穫すると腐りの原因となります。
※秋植えのジャガイモは生育期間が短いので葉が枯れたら収穫します。
●ジャガイモ栽培はそんなに難しいものではありません。皆さんも挑戦してみませんか。ご不明の点がございましたらメール等でご質問ください。