
技・醗酵油かす

『尻ぐされ芯ぐされが気になる野菜に』は
植物のカルシウム不足は、細胞壁の形成不全により、イチゴやレタスなどの葉先が枯れる「チップバーン」、トマトや果実のおしりが黒く腐る「尻腐れ病」などの生理障害を引き起こします。症状は成長点付近の新しい葉や果実から現れやすく、根の生育不良も招きます。カルシウム吸収を妨げる土壌の乾燥や、他の栄養素の過剰など、環境要因も関係します。
『尻ぐされ芯ぐされが気になる野菜に』は水溶性で徐々に効き始め約3か月間持続します。
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カルシウムは植物体内での移動が遅いため、成長が活発なシュートの先端で欠乏症状が起こりやすい。
主な影響は以下の通りです。
①成長点の壊死と奇形: 新葉や成長点が萎縮、奇形化し、最終的に枯死します。
②シュートの軟弱化と折れ曲がり、細胞壁が弱くなることで茎が軟弱になり、水浸状に変色して折れ曲がりやすくなります。
③伸長不良と蕾の奇形: シュート全体の伸びが悪くなり、蕾も小さくなったり、正常に開花しなかったりします。
施肥方法
①寒肥と一緒に施肥します。鉢植えは縁に沿って、露地栽培は枝先に円を描くように施肥します。
②咲き誇った一番花が6月に入ると徐々に花数が減り一段落します。この時期に追肥をします。
施肥量
鉢植えは
〇4号鉢(直径12cm)で約5g
〇6号鉢(直径18cm)で約10g
鉢の縁に沿って施肥します。
地植えは
〇高さ1メートル以下はペットボトルのキャップ2杯(約20g)
〇高さ1メートル以上はペットボトルのキャップ3杯(約30g)
枝先に円を描くように施肥します。
※肥料と一緒に施肥するとさらに効果的です。
植物が栄養を吸収するのは、根の先端にある「根毛」と呼ばれる部分です。肥料はこの根毛がある場所を狙って施肥するのが鉄則です。
鉢植えの場合:時間が経つと根は鉢の縁に沿って伸びるため、鉢の縁に沿って肥料を与えましょう。
地植えの場合:根は枝先の下あたりまで広く伸びます。株を中心に、枝の先端あたりに円を描くように施肥すると効果的です。
※ワンポイント注意点
〇ほとんどの植物は株元に施肥しても効果は表れにくいです。
〇ただし、玉ねぎ、にんにく、ネギ類のように根が下にまっすぐ伸びる植物は例外で、株元に施肥します。